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成長の限界について

更新日:2021年9月26日

図は、1972年にローマクラブが発表したコンピュータシミュレーション結果に、2000年までの実績値をプロットしたものになります。地球の資源が有限であることを考えると当然の帰結であるとは言え、衝撃的な予測となっています。

そしてその予測を踏まえて、私たちは現実に対処していく必要があります。


 成長の限界―ローマ・クラブ「人類の危機」レポート

 ドネラ H.メドウズ より

2030年までに経済破綻が生じて人口が減少に転じていくとされます。その少し手前で一人当たりの食糧や一人当たりのサービスは減少し始めます。サービスという観点からは、現在は最も豊かな時代を経験している状態にありますが、今から何年後かには急速に得られるサービスのレベルが低下していくことが予想されます。



私たちは有限の惑星に住んでいるのであり、今後私たちが貧しくなる(より少ない資源しか消費することができないという意味で)ことは不可避です。そのような局面においては新たな豊かさ(資源をあまり消費しない)を目指す必要があるのではないでしょうか。

また、一人一人があるタイミングで少し不便なことを許容することで、社会全体のエネルギー効率が改善する、といった新たな社会の仕組みについても検討していく必要があると思います。



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